e-Taxのハマりポイント

東雲研究所では毎年確定申告をe-Taxでやっています(というか、税務署窓口に行ったことがありません)。窓口で並ぶのは効率悪いですし、風邪とか貰うのも嫌ですし。

もうすぐ確定申告の期間が終わってしまうんで今更感ありますけど、過去にハマったe-Taxのハマりポイントをここにまとめておきます。

ご注意
この記事ではあくまで個人的にハマったポイントを記述しており、税務に関する内容は扱っていません。実際に確定申告をe-Taxソフトを使って行う場合は自己責任でお願いします。また、税金計算や確定申告の記載に困ったら税務署か税理士さんに相談しましょう。

源泉徴収票の添付

e-Taxには「イメージ送付」というPDFファイルを添付して送信する機能が存在するんですが、確定申告には使えません

源泉徴収票はe-Taxソフトに原本通りに入力して送信します。原本そのものは提出不要となりますが、税務署の求めに応じて提出する必要があるので5年間は原本保管が必要となります。

参考 e-Taxを利用して所得税の確定申告書を提出する場合の「源泉徴収票」や「生命保険料控除の証明書」などの第三者作成書類の添付省略の制度について教えてください。e-Tax

確定申告書自体は既に作成済みとして、e-Tax(PC版)の「作成」メニューから「申告・申請等一覧」から「平成30年度分確定申告書」をダブルクリックします。

次に、右下あたりにある「帳票追加」ボタンをクリック。

そしてこれが一番わかりにくいんですが、ここで「給与所得等の源泉徴収票の記載事項」を選択して「追加」ボタンをクリックします。

さっきの一覧に 「給与所得等の源泉徴収票の記載事項」 が追加されているので、これをダブルクリックすると帳票作成画面が出てきます。

後は手元の源泉徴収票を見ながら転記します。入力後に「作成完了」ボタンをクリックすれば完了です。

医療費控除の明細書

医療費控除を行う場合も源泉徴収票と同様に明細書をe-Taxソフトで作成します。帳票追加画面にある「平成 年度分医療費控除の明細書」が該当します。

領収書の原本は提出不要ですが、こちらも5年間は原本を保管する必要があります。

参考 医療費控除の準備e-Tax

e-TaxのサイトにExcel版の医療費控除明細書テンプレートがあるため、イメージ送付出来そうな感じがあるんですが、こちらもe-Taxソフトで帳票作成が必要です。

後は申告書等送信票と一緒に電子署名して送信すればOKです。

使い方は電話で教えてくれる

e-Taxソフトの使い方は電話すれば教えてくれます。確定申告の時期は土日も電話が繋がります。自分の場合、源泉徴収票の帳票作成方法が分からなかったときに電話で使い方を教えてもらいました。

参考 電話によるお問い合わせe-Tax

ぶっちゃけインタフェースは微妙だし帳票選択画面は見づらいので改善して欲しい。ただ確定申告以外の申請も電子申請出来るし、住所入力もマイナンバーカードの情報から自動入力出来る点もあるので慣れちゃえば楽ということでe-Tax使ってます。